人々は、毎日、様々な活動を行っています。 会社へ行ったり、病院を受診したり、ジムへ通ったり・・・。
これらの様々な活動の根底にあるものは、”幸福を手に入れたい”という意志です。
ある人々は、”お金さえあれば幸福になれる”と思い込み、健康を害し、家族との関係を疎かにする程ハードに働いたり、あるいは犯罪に手を染める人さえいます。
また、他の人々は”地位や権力があれば幸せになれる”と信じて、あらゆる事を犠牲にしてでも、それらを手に入れようとします。
しかし、実は、”幸福とは心の状態”なのです。
そして、”〜があれば幸福”というような、”外部”に依存する幸福というのは、本物の幸福ではありません。依存している要因がなくなってしまうと、その”幸福”もたちまち消え去ってしまうでしょう。
人々が欲しているのは、お金や地位、名声、権力そのものというより、その果てに得られると信じている幸福がほしいのです。しかし、いつの間にか手段と目的を混同してしまっているのです。
もし、”幸福”というものが、純粋に内的なものであるなら、私たちは、この瞬間、今すぐに幸福を手に入れることができます。
では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか?
それは、ただ”気づく”だけです。
宇宙全体が、よってたかって協力し、自分を生かしてくれている事に気が付くことだけです。
もう一度人生をやり直せるなら
詩人 ナディーン・ステア(85歳 晩年の詩)
人生をもう一度やり直すとしたら、今度はもっとたくさん失敗したい。
そして肩の力を抜いて生きる。もっと柔軟になる。
今度の旅よりももっとおかしなことをたくさんする。
あまり深刻にならない。もっとリスクを冒す。もっと山に登ってもっと川で泳ぐ。
アイスクリームを食べる量は増やし、豆類の摂取量は減らす。
問題は増えるかもしれないが、想像上の問題は減るだろう。
というのも、私は毎日常に良識ある人生をまともに生きてきた人間だからだ。
もちろん、ばかげたことも少しはやった。もし生まれ変わることがあったら、ばかげたことをもっとたくさんやりたい。
何年も先のことを考えて生きる代わりに、その瞬間だけに生きたい。
私はどこに行くにもいつも万全の準備を整えて出かけるのが常だった。体温計や湯たんぽ、レインコートなしにはどこにも行かなかったものだ。
人生をやり直すとしたら、もっと身軽な旅行をしたい。
もう一度生き直すとしたら、春はもっと早くから裸足で歩き出し、秋にはもっと遅くまで裸足でいる。
もっとたくさんダンスに出かける。
もっとたくさんメリーゴーラウンドに乗る。
もっとたくさんのディジーを摘む。
それぞれの瞬間をもっとイキイキと生きる。
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